理事長所信
第49代 新美 伸宏 理事長
◆基本理念
思いやりから始まる共生社会の創造
◆スローガン
心
◆基本方針
- 共に誇れるまちづくり
- 共感することで高まるコミュニケーション
- 共鳴し合える仲間づくり
- 共に考える本質的進化
- 共に拡げる地域の誇り
◆理事長所信
新美 伸宏
はじめに
私たちは生きていく上で誰かに頼り、頼られ生きています。2011年3月11日午後2時46分東日本大震災が発災しました。この時、私は現地の友人、知人に直ぐに連絡を取りましたが連絡が取れず、その時の気持ちは今も忘れることはできません。遠く離れたこの地から何をすることができるのか、何が自分にできるのか、多くの人々が思ったことだと思います。この姿こそが、相手の立場に身を置き、お互いを思いやる心を持つことではないでしょうか。
私の37年の人生を振り返ってみると、人の気持ちを理解しようともせず、自己中心的な考えで、まず自分が正しいと、身勝手な行動をしていた時期がありました。しかし、そんな私を見捨てず育ててくれた両親の愛情と、周囲の方々の支えによって、ここまでの人生を歩んでくることができました。
私は思う。
「人はひとりでは生きていけない」
共に支え合い思いやりの気持ちを持つことこそが、自分自身を成長させ、人生の可能性を広げることに繋がると思います。互いに相手を思う心こそが人をつくり、そのような人々が集まったまちこそが思いやり溢れたまちであると確信しています。
人間はひとりでは生きていけない
「人間」というのは、人と人の間で生きているから「人間」なんだ
共に誇れるまちづくり
知多半島という地域にとって、穏やかな気候や風土、古き良き伝統や文化、そしてそこに暮らす人そのものが財産であるといえます。この素晴らしい財産を、地域の人々と今一
度見つめ直し、人と人との繋がりを育みながら、このまちを思う心と、この地域の魅力を感じられるまちづくりを共に行っていきたい。
まずは、自らが積極的な行動をして、この地域の魅力をより感じる経験をすることで、新たな発見や感動することがあるはずです。魅力溢れるまちは魅力を持った人で溢れています。そんな人と人とが繋がり合い、手を取り合い、より魅力溢れるまちをつくっていきたい。
一人では決して成し遂げることができないことでも、共に力を合わせ挑むことで乗り越えていくことができる。そんな行動から得るものは必ず自身の誇りとなり、ひいては地域の誇りへと昇華していくと確信します。
結果より過程
過程のない結果は意味がない
共感することで高まるコミュニケーション
現代の社会において、人々は物質的な豊かさに甘えてしまうことで、周囲に対して心を配れなくなってきているのではないでしょうか。日増しに進化を遂げる技術によりメールや携帯電話が普及し人と人とのコミュニケーションの方法も大きく様変わりをしました。そんな多様化する伝達手段がある中、本当に伝えたいことが伝わっているのでしょうか。
人がコミュニケーションをとっていく中で、お互いの想いや考えを伝えることや感じることは必要不可欠です。伝えるということは、聞き手の気持ちになるということが重要です。また、聞き手も頷くこと1つで共感し合える第一歩となります。メールを使った連絡や紙に書いた文字も、書いた人の気持ちがこもっていることで、説得力が生まれ気持ちが伝わるのです。お互いに感じ合うことが人に物事を伝える1番大切なことであり、そこから生まれるコミュニケーションが人を思いやる心に繋がると信じています。
どんな理屈よりも、まずは行動
言葉はなくとも一生懸命な姿勢は伝わる
共鳴し合える仲間づくり
私たちは時に「できない」理由を探してはいないだろうか。忙しくて時間が取れないなど様々な理由はあるかもしれません。しかし、「できない」という自分で決める限界を打破できる強い精神と、高い志を持った人財となることで、自らが夢を語れる存在となり、必ずやこの地域を輝かせていくことができます。どんな状況においても、情熱や希望を持って諦めることなく前を向いて突き進む、そんな一人ひとりが集まった組織であり続けたい。
「JCしかない時代からJCもある時代」という言葉を耳にしますが、本当にそうでしょうか。JCへ入会する時の理由として「友達を増やしたい」「自分のスキルを高めるため」など様々ですが、これらの目的は全て自分のためです。しかし、JCに入会した後はどうでしょうか。「地域のため」「子どもたちのため」「家族や会社のため」など、目的が自分以外に変わっているはずです。このように活動すればするほど、確実に個人が変化し、進化できる団体こそが青年会議所なのです。
会員拡大は人を入れるのではなく、青年会議所運動の素晴らしさを感じていただき、同世代として共にこのまちの未来を考え、夢や希望を語り合うことです。そして一人ひとりの「個」の姿勢を見ていただくことこそが、青年会議所運動そのものだといえます。多くの青年に素晴らしさを伝え、一人でも多くの人と夢を語り、共鳴し合えることで、素晴らしい未来へと繋がります。
自身の想いに、行動に、存在に誇りを持とう
大事なのは、どうするかと考えるよりも、やるぞという覚悟と行動力
共に考える本質的進化
いつの時代においてもよく聞く言葉に、「今までもこうしてきた」「例年こうしてきた」「こういう風に決まっているから」と、世間や組織の中で暗黙のルールがまかり通っていないでしょうか。確かに人が生きていく上で、守り継がれてきた歴史や文化またはルールは簡単には大きく変えることはできません。しかし、今こうしている間にも月日は進んでいるのです。刻々と急速な変化をする世の中で、社会的規則やルールが時代にそぐわなければ、社会のニーズに応えることもできないであろうし、単純に遵守するだけでは多くの弊害をもたらすと考えます。また、上から下にその遵守することを命令して何も考えなく盲目的に従えばよいという姿勢や、勝手に決めた当たり前といったことが、判断力の低下を招いているという現状から脱却する必要があります。私たちは今一度、遵守することの意味を共に考えていきましょう。
全ての結果を出すのも自分自身。自分が変われば結果も変わり、ルールも変われば結果も考え方も変わるはずです。
確率が低いことを本気で目指す人と、それを笑う人
同じ人なら、笑われる人でありたい
共に拡げる地域の誇り
1979年5月5日、半田青年会議所の若き発想力と情熱溢れる行動力により「第1回はんだ山車まつり」が開催されました。31輌の山車の勢揃いという壮大な発想と、この地域の誇りとなる事業を実現させるために、様々な難問に立ち向かい、一つひとつ困難を克服し、半田市内の山車組や各種団体の理解と協力により開催するに至った歴史と経緯があります。
2012年度は、はんだ山車まつりを通じて、壮大な一事業を創り上げる喜びを感じ、多くの共に人々と切磋琢磨しながら人間力を高め、また、おもてなしをする大切さを学び感じ友情を育むことが、地域にとっても大きな肥となります。また今後のまちづくりの新たな発想と、組織の結束をより強固な形にできると確信します。そして、知多半島の伝統と文化を広く発信し、地域の人々に、そして全国の人々にこの地域の誇りを理解していただくことが、地域の更なる発展に繋がります。物事を創造する過程での苦労や困難を経験することで、共に絆を深め、まちづくりに参画する喜びや、この地域の一員であることを共に誇りに感じられるような、絶好の機会にしていきましょう。
全ての物事において、
何のために行なうかが大事であり何、をするのかは後でいい
最後に
私たちは、この愛するまちの未来のために、明るい豊かなまちづくりという目的を山の頂上に置き登り続けています。
その山を登るには、しっかりとした計画を立て、場所や季節に応じて装備を備えルートを確認し、突然の気象の変化にも対応していかなければなりません。計画、装備に対し、その道中には幾つかの試練があり、その試練が我が身の力となり、色々な角度からの情報と計画を立てるためにも、仲間を増やし私たちは団体として存続してきました。
私たちの理念は、明るい豊かなまちの創造です。その理念は、地域の人々が共感し合えて初めて成し遂げられるものです。しかし、私たちの活動は知らず知らずの間にJCのためのJCになってはいないでしょうか。また、壮大な夢を目的とする私たちが、最初から
「無理」という言葉を発し自分たちにブレーキをかけているようでは、周りに夢を見せることはできません。
もう理屈だけでは先に進めない。私たちの目的は壮大であり無限の可能性がある。私たちがもっと夢を見て行動で語ろう。一生懸命な姿勢は言葉なくとも伝わる。想いは理屈を超える。想いを持って行動しようではないか。
1人で背伸びするのは勇気のいること
山が高ければ高いほど登りきった達成感も大きく、見えてくる景色も違う
JC活動も同じ
背伸びした分、得られるもの、そこに気付くもの、
そこに伴う友情も自己の成長も必ずや大きい
みんなで同じ山を登ろう
私たちは1人じゃないから
みんなで手を取り合い、想いをひとつにすれば登れない山はない
未来のまちのために












